入門者~初心者のためのセットバイオリン

これからバイオリンを始める方で、まずは低価格の楽器で始めてみたいという方は多くいらっしゃいます。最初はいくらぐらいの楽器を購入すればよいですか?という質問も少なくありません。

我々の間では、メーカーにもよりますが、だいたい6万~30万円台のバイオリンを低価格帯の楽器としてご紹介することが多いです。

この価格帯の楽器は様々なメーカーの物があり、特徴も其々ですので、お客様とご相談したうえで条件に合った一挺をご紹介しております。


低価格とはいえ、これからバイオリンを始める人にとっては基礎を学ぶ最初の楽器です。当工房ではこれから長く続けていくためにも一挺一挺しっかりセットアップしてからお渡ししています。

ここでは入荷したばかりの「ニコロサンティ NSN50/S1(バイオリン・弓・ケース・松脂・肩当セット:¥64,000+税)」を例に挙げてセットアップの一例をご紹介いたします。


ペグの長さ、回り具合の調整。

バイオリンのチューニングは初心者にとって意外と難しいものなので、ストレスのない状態を維持する事が大切です。

※オプションでテールピースをアジャスター一体型のものにすることも可能です。

弦を通す穴を空けます。穴の径は弦により僅かですが変えています。

上ナット調整。指板からの高さは低音弦から高音弦にかけて少しずつ低くなるように調整します。

初心者の方は全体的に少し低めの方が弾き易く感じると思います。

上ナット全体のカーブや弦を通す溝の作りで弦への負担は大きく変わります。

ネック・指板の角をとります。入荷したそのままの状態ではこのような細かい部分が処理されていないことは珍しくありません。

特にネック・指板は演奏者が常に触れている部分なので丁寧に調整します。

駒・魂中を立てて完成です。

駒・魂柱は基本的にセットに付属されたものを加工し使用しますが、オプションでグレードを上げることも可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

私の工房で扱う楽器は、分数バイオリンも含め、価格に関係なく、このような初期メンテナンスを完了した状態でお引き渡しいたします。

定価から過度な値引きはいたしませんが、間違いのない楽器を購入したい方はご予算等を含めてお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

大樹バイオリン工房 / Liuteria Oki

東京都 多摩市 聖蹟桜ヶ丘のバイオリン工房です。 イタリア、クレモナで修業を積んでまいりました。 バイオリン・ヴィオラ・チェロの注文製作・修理・毛替え・調整・販売・レンタルなど 弦楽器に関する様々なご要望にお応えいたします。

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