魂柱
バイオリンの魂柱です。
市販されている物を使うのが一般的ですが、古い材を割って製作することでより高い音響効果を作ることができます。
「切る」ではなく「割って」製材することでまっすぐな繊維を取ることができます。
割った材を鉋で成型。
綺麗な円柱を作っていきます。油断すると鉋で爪を引っかけるので慎重に。
最後はドリルに魂柱を取り付けて仕上げます。
魂柱の径は5.8~6.2mmですが、どのような音を作りたいかによって最終的な径を決めます。
今回は奏者のスタイルに合わせて少し細めの5.8mmで仕上げました。
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