ボタン折れ修理

裏板、ボタン(伊:Nocetta)折れの修理。

今回は破片が一部無くなっていたので、足りない部分は似た木目を持つ木材を埋め込んで補います。

ニスをリタッチして、表面からの見た目を修復。

ボタン部分は強度が求められるので、内側からダブリング(伊:Doppiatura)という技法を使って補強します。

裏板の内側の一部を削り取り、平面を出します。

削る形、深さは、割れ方によってその都度変えます。

削り取った部分に新しいメープル材を隙間なく埋め込み、形を整えます。

小さなパーツですが、この部分の作りが甘いと、ネックの強度にも大きく影響するので、丁寧に仕上げます。

大樹バイオリン工房 Liuteria Oki

イタリア・クレモナで修業した職人が営む 東京都多摩市・聖蹟桜ヶ丘の弦楽器専門店。 バイオリン・ビオラ・チェロの 製作・販売・修理・毛替え・調整など 弦楽器に関することを幅広く承っています。