継ぎネック

チェロの継ぎネックです。

継ぎネック(伊:Innesto)は、楽器の渦巻、ペグボックスはオリジナルを残して、ネック部分を新しく作り直す修理です。

古い楽器などで、ネック部分が著しく摩耗していたり、そもそもの寸法に問題がある場合に行います。

弦の張力に耐えられるよう、強く接着するために、接着面積を最大限増やすように考えられています。

ペグボックスを斜めに切り込むようにして、新しい材を隙間なく合わせます。

接着したらペグボックスを改めて成型していきます。

ニスをリタッチ。

横板の雰囲気に合わせて、斑や汚れなどを足しながら仕上げていきます。

基本的に1600~700年代に製作された楽器には、バロック楽器からモダン仕様に直すために、この修理が施されています。

大樹バイオリン工房 / Liuteria Oki

東京都 多摩市 聖蹟桜ヶ丘のバイオリン工房。 イタリア、クレモナで修業を積んでまいりました。 バイオリン・ヴィオラ・チェロの注文製作・修理・毛替え・調整・販売・レンタルなど 弦楽器に関する様々なご要望にお応えいたします。